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骨盤について知ろう

• 2019.05.10
• コラム

骨盤について知ろう

長時間のデスクワークなどで不自然な姿勢をとりがちな現代人。

そういった間違った生活習慣が骨盤に悪影響を与えている可能性があります。

骨盤の大切さを知り、正しい位置を意識する生活を始めましょう。

多くの人の骨盤が実はゆがんでいる

「あなたの骨盤は正しい位置にありますか」と聞かれて「はい」と答えられる人はどれくらいいるでしょうか。

程度の差はあっても、9割以上の方が骨盤のゆがみを抱えて生活していると言われています。

特に女性は妊娠・出産に備えて骨盤に柔軟性があるため、男性よりゆがみが生じやすい性質があります。

年齢でいえば、高齢になるほど筋肉の衰えから骨盤のゆがみが生じがちです。

しかし最近では、携帯ゲーム機やスマートフォンなどの使用で不自然な姿勢をとり続ける影響か、

大人だけでなく小学生でも骨盤がゆがんでいるケースが見られます。

体に現れるさまざまな症状

骨盤は体のちょうど真ん中に位置し、上半身と下半身をつなぐ接合部です。

接合部である骨盤がゆがむと体の上下のバランスを無意識にとろうとし、

緊張する筋肉と緩む筋肉が固定されて元に戻りづらくなります。

緊張している部分は固く張り、緩んでいる部分には脂肪がついてしまいます。

また、骨盤のゆがみはさまざまな形で体の不調として現れます。

代表的な症状は肩こりや肥満、O脚、冷えやむくみ、目の疲れなど。

さらに骨盤の内側には腸や子宮や卵巣などが収まっているため、内臓の病気につながることもあります。

女性の場合は生理痛や生理不順、不妊症の原因にもなります。

姿勢の悪さによって見た目の印象が老けてしまうのも大きな問題です。

気をつけたい生活習慣

人の動作や姿勢にはさまざまなクセがついています。間違った姿勢や無理な動作を長年続けていると、

骨盤だけでなく骨格や背骨にもゆがみが生じてしまいます。

寝る時は、横向きやうつぶせ寝の姿勢はNG。立っている時は片方の足にばかり体重をかけてはいけません。

また、座っている時は脚を組まないように気をつけましょう。